運命を従え

『女王陛下のお気に入り』

イギリスで一代の風雲児といえばモールバラ公爵ジョン・チャーチル。スペイン継承戦争での戦功でブレナム宮殿を下賜され、田舎弁護士の息子が大将軍になったのは妻がアン女王のお気に入りだったから。

そんな女王陛下のお気に入りの座を巡るコメディという宣伝文句でしたが、何処が喜劇と言いたいくらいに暗い話だった。。。三人ヒロインの誰にも共感出来ず、カツラ男達の化粧は不気味で、兎が可愛いだけだなって思ったらラストシーンがまさかの兎。→そこか?
レイチェル・ワイズはコスチュームプレイだとあの美女オーラが無く地味、エマ・ストーンは相変わらず目ばかりデカくてあまり性格良さそうに見えないけど『ヘルプ』も今回も「表面的には良い子キャラ」。この二人が女王を取り合っても、内容がエグくて笑えない。
むしろ殆ど飲酒シーンが無いのに(過食シーンはあるけど)最後は常に酩酊アル中っぽいアン女王の映画だったかも。家具だと「アン女王形式」って猫脚の家具があったり、たった十年ちょっとの在位でも政党政治の「君臨すれども統治せず」の時代を幕開けたスチュアート朝最後の女王の特異感はあった。
でも、最後は兎…。
また観たいと思わない映画だった。




# by ayaryna | 2019-03-23 15:51 | 映画 | Trackback | Comments(0)

『袁枚 十八世紀中国の詩人』アーサー・ウェイリー

中国清朝乾隆帝期の詩人、袁枚についての解説を二十世紀初頭のイギリス人東洋学者が書いたもの。
古典語としての日本語・中国語文学の解説者としては天才と言われただけあって、美しく格調ある文章で気持ち良く中国詩の世界に浸れました。
それに袁枚の詩の何処か自由で大らかな性格を、ちょっと狷介そうなウェイリーが解説する面白さ(そこか)。

半刻清談覚気差
未行三歩想呼車

↑ 最近、ワタクシもそんな感じ

空留両隻婆娑眼
貪看人間霧裏花

↑そうね、もう一花イケるわよね!

とは、流石に訳さないけどね。

勿論、日本語訳者の努力も感じられる名著で久しぶりに「楽しく現実逃避」出来る本でした。1958年の本なのにこの新鮮な感じは凄い!

当たり前ですが夢中になっても読み終えるのに半日かかり、おもむろにネットチェックしたら「ドナルド・キーン氏死去」とのこと。キーン氏の業績の素晴らしさは言うまでもありませんが、彼がウェイリーの『源氏物語』で日本語に興味を抱き生涯をかけた事が必ず記載される程の「名著をかける学者」はまた現れるのでしょうか。

時間をかけて古典を読み解き、新たな可能性を投げかけるような「学問」がどんどん廃れて行っている不安も感じた週末でした。




# by ayaryna | 2019-02-24 13:05 | 読書 | Trackback | Comments(0)

箕子は憂うか?

象牙の箸を買いました。
税込43,200円。

安かったから(他社比較)、
一生物だから(折らなければ)、
珍しく八角加工だったから(大抵は四角)、

といった言い訳無しに

欲しかったから。買えるから。

という事なんです。嬉しいから写真撮ってしまいました。これが飴色になるのは何十年後かなぁ。
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でも、象箸玉杯で金遣いが荒くならないように気をつけます。




# by ayaryna | 2019-02-22 22:54 | 日常 | Trackback | Comments(0)

やっとお会い出来ましたわね

文化村ザ・ミュージアムで開催中の『ロマンティック・ロシア展』に行って来ました。
目玉は勿論、ポスターの「見知らぬ女」。
昨冬に遥々ロシアはモスクワのトレチャコフ美術館まで行ったのに「貸出中」だった作品。
つまり、この冬にロシアに行っても会えなかったと言うことで。
都美術館のプーシキン美術館風景画展と言い、ロシアの美術館は作品に出稼ぎさせて外貨獲得に励んでますねー。
それでも、今回は「ロマンティック」な風景画や静物画に、美しい女性像と「綺麗で見やすく分かりやすい」作品中心の展示で良かった!
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# by ayaryna | 2019-01-11 20:42 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

また一年

やっぱり体重は増加傾向。
ちょっぴり貯金は増加傾向。
やったね検査数値は正常範囲内!
ちょっとだけ反省してるのは、もっと運動した方が良かったこと。
やっとこ出掛けた国内都市は、宮島・広島・長崎・倉敷・直島・岡山で、全て初めて。
ちょこっと出掛けた海外都市は、ミュンヘン・フィレンツェ・ローマ・パリで、それぞれ再訪・再々訪・再々訪・再×9訪。
やっと訪問出来て感動だったのは、地中美術館。
ちゃっかり食べて一番美味しかったのはイチジクのクレープ。



ポケモンGOは、
レベルが34→37
捕まえたポケモンが14,806→25,607
登録した図鑑が285→392
でした。

来年は、
是非とも初めての海外都市に出掛け、
出来れば健康に気を使い、
可能な限り笑顔で過ごせるようにしたい




# by ayaryna | 2018-12-31 19:17 | 日常 | Trackback | Comments(0)

螺旋階段が好きだ!

自分でも不思議なんだけど、豪華な階段、特に螺旋階段大好きです。
眺めてワクワク、登り降りしてウットリ。
中でも、ギュスターブモロー美術館の螺旋階段は一押し。パリに来ると此処に来てるのは、絵画の為なのか階段があるからなのか。
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# by ayaryna | 2018-11-29 11:14 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

セーブルも現代アートに

パリ郊外のセーブル陶磁器博物館に行って来ました。
地元民まで「ミュージアム?有ったかな?」と返答するので不安でしたが、存在しました。
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豪華な陶磁器。
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現代アート。
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う、うーむ。




# by ayaryna | 2018-11-28 16:09 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

オシャレはお金がかかるもの

イブサンローラン美術館に行って来ました。
アトリエと、豪華なオートクチュールの世界。
こんなお衣装を注文したら、幾らかかるのかしら。
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# by ayaryna | 2018-11-27 23:02 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

『京都の宝』展

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おフランスはパリで開催中の『京都の宝』展。
小規模ながら、素敵な作品が集まってます。
展示には不満が有りません。

が、日本大使館の近いこの美術館に日本語が分かる人間が来るのは当たり前。
そして、大声で噂話してる貴男! 「その方の大学院時代の知り合い」がすぐそばで話丸聞こえてます。
「今の時期にパリに行くなら是非!」と勧めてくれたのに~。
こういうパリゴロが今でも居るんですね。





# by ayaryna | 2018-11-27 13:43 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

アルテ・ノイエ 歩き回って

ミュンヘンの休日は美術館巡り。
デューラーさんよりも、ラファエロの輝かしいプリ尻にうっとり。

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# by ayaryna | 2018-11-25 20:57 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

映画・芝居・読書・絵画の鑑賞記録
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